元気がなければ何にもできない
今日は一日中パソコンをカタカタしていたら1日が終わった。そんな日ばっかりだ。
本当はもっとたくさんの作品に触れたいのに、なぜ私はぜんぜん興味もない労働に時間を費やしているのか。明らかに間違った選択をしている。
最近わかった発見は、最低限の元気がないと、エンタメを見たり読んだりすることも出来ないこと。
もう何も手を付けられない。ああ起きたくない、生きていたくない、何もかもがどうでもいい。
そんな状態になってしまう。
アントニオ猪木の名言(?)に「元気があれば何でもできる!」とあるが、その反対に「元気がなければ何もできない」と思う。
最低限の元気は残しておかないと本当に危険だ。どんなに元気がない状態でも、30%くらいはエネルギーに余力がある状態にしておきたい。
10%とか20%まで下がってしまうと、もう実質0%みたいなもので、「これ以上下げたら死んでしまうから何もしないようにしよう」と身体が勝手にオフモードになってしまい、エネルギーを増やそうとする動きまで制限されてしまう。
だからこそ無理は禁物なのだ。回復するだけの余力は常に計算しながら生きていかなければならない
音楽やラジオはエネルギー消費しない
ただ一点、元気がないときでも、頑張れば楽しめるエンタメも存在する。
ラジオや音楽だ。
たぶん聴覚しか使っていないからだと思う。
漫画とか小説って、自分でページを捲ったり、それを読んだり、色々考えたり、とけっこう能動的なエンタメだ。
アニメや映画は、30分~2時間程度の拘束時間が存在し、それがなんだか息苦しいときがある。
しかし音楽やラジオって自分があまり関与しなくいいというか、垂れ流しているだけでいいエンタメで、他のエンタメと比べるととっても気軽なのだ。
「自分が何もしなくても、楽し気な空間が形成されて、時間がいつの間にか経過している」という特徴が、音楽やラジオにはある。
それが、とてもありがたい。元気がないときに、自分ひとりでこの辛い時間を前に進めなければならない絶望たるや他に例がない。
それを音楽やラジオは救ってくれる。「君は何もしなくていいから、そこでダラダラ寝ていなよ。とりあえず俺たちが楽しくしとくからさ」という安心感がある。
元気がないときは寝っ転がって音楽やラジオを聴くのがいい。で、気がついたら寝落ちしているのが最高だ。