サブカルな日記

【サブカルな日記】2023/5/14 『瑠璃の宝石』が面白いという話

カラカラ

文学好き。漫画・小説・映画・アニメなどの紹介を行っています。

クレジットカード変更

朝から色々なサイトに紐づけているクレジットカードの変更作業をした。

新しいクレジットカードは放っておくと月額数千円かかってしまうのだが、1年間で100万円使うと来年度以降の月額料金が永年無料になるのである。

だからNetflixとかU-NEXTとか音泉プレミアムとか、登録しているサブスクに登録しているクレジットカードを変更した。

もともとお金をそんなに使わないタイプなので、年に100万円もクレジットカードで支払い出来るのか不安だ。

最悪Amazonギフト券を買えばいいらしいので、最終手段はあるにはあるが、とはいえこの1年間の内に大きな買い物を済ませておいた方がいいのではないかという強迫観念に駆られている。恐るべきクレジットカード。

『瑠璃の宝石』が面白い!!

『瑠璃の宝石』という漫画を読んだ。とっても面白い!!!

女子高校生・大学生たちが鉱物の魅力にのめり込んでいく話。

もともと鉱物学には興味があって、図書館とかでパラパラ図鑑とかを読んだりしていたのだが、あんまりいい本に出会えていなかった。

鉱物学の本って、やはり図鑑が多くて、数多くの鉱物の特徴を写真付きでズラズラ並べているだけの本が多い。

いやもちろんそれも良いのだが、やはり知識の羅列だけだと頭に入ってこないというか、「綺麗だなあ」とは思うけど「面白い!」とはならないというか。

だからもっと、鉱物の何が面白いのかを書いてくれるような本を探していたのだが、あった。

それがこの『瑠璃の宝石』。

漫画だからちゃんと大筋のストーリーがあって、その合間合間にちょこちょこと鉱物の知識が挟まれてくる。そのバランスも丁度いい。出来るだけ専門的な言葉を使わないように考慮されているのだろうな。

なんというか、「中学・高校の理科の知識の延長線上にある旨味の部分を抽出してくれている」というか。

学生時代の理科でこういう雑学的な、面白い部分をもっと教えてほしかったなあ。もしも学生時代にこの漫画に出会えていたら、もっと理科や科学に興味を持っていたと思う。

学校で習う理科がいかに面白くないことか。化学式とか周期表とか、それはもちろん大事なんだけど、もっと旨味の部分を見せてくれないと、興味を持つことが出来ないぜよ!!

この『瑠璃の宝石』では、各話の間に鉱物学のコラムが挟まれてて、それも面白いのだ。日常に潜んでいる鉱物学の知識を短い文章でまとめてくれている。

世界が少し違って見えるような。世界を広く細かく見るための道具を与えてくれる、それが『瑠璃の宝石』なのである。

学校で習うことってものすごく特殊

学校で習う授業で足りないのはそこかも。

学校で習うことって、日常とは隔絶されているというか。「こんなの習って社会で何の役に立つんだよー」って何万回言ったかわからない。

色んな本を読んでわかったことは、学校で習うこととか教え方ってものすごく「特殊」であること。

各分野に必ずあるはずの面白ポイント、言い換えると大トロの部分が全然出てこないのだ。

「これマグロです」って言われて、マグロの骨の部分を出されてる感じ。いや、トロの部分出せや!! 特殊か!(トシ風に)

じゃあ初心者にとっての大トロの部分って何かと考えると、「日常とどういう関係があるのか」だと思う。

たとえば数学で言うと、微分積分。社会に出て何の役にも立たないぞランキング第1位に輝く分野だけど、これをもっと面白く教えてくれるような教育にしてくれ! クイズノックの鶴崎さんのように!!

学校の教科書って面白く教えようという心意気がないから、本とか動画とかで学ぶのがいいかもしれないな。

本とか動画って売り上げや再生数を上げるために出来るだけ面白くしようと努力しているから楽しい。

逆に言えば面白くしないと生き残れないとも言える。

学校の教科書や先生にも、面白くしないと打ち切りになるような制度を導入すればいいのではないかな。

週刊少年ジャンプみたいに毎週生徒にアンケートをとって、面白くなかったら打ち切り! みたいな。

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