サブカルな日記

【サブカルな日記】2023/5/10 『ドキュメント「シン・仮面ライダー」』を見る

カラカラ

文学好き。漫画・小説・映画・アニメなどの紹介を行っています。

夜中、なかなか寝付けなかったので、U-NEXTで課金して『ドキュメント「シン・仮面ライダー」』を見た。220円なり。

もうU-NEXTのポイントが使いきれないし、何に使えばいいのかわからないから、ガンガン使うようにしている。NHKのコンテンツはU-NEXTで課金して見れるので消費しやすい。

というわけで『シン・仮面ライダー』である。見てない。見てないけどドキュメントを見る。

きっかけはたしか『ラランドの声溜めラジオ』でラランドの西田さんが見た話をしていたから。

庵野監督の映画はそれなりに見ているはず。『ヱヴァンゲリヲン』はもちろん、『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』は見た。

毎回、「今回もエヴァっぽかったなあ」という感想を抱きながら映画館を出ることでお馴染みの庵野監督の映画。

で、今回の『シン・仮面ライダー』。

映画館に見に行くか迷う。というか、あまり行く暇がないというのが現状。

だったら先にドキュメントでも見てみようと思ってみたのであるが、いやはや、かなり面白かった。

庵野監督のこだわりというか、我儘というか、ある意味ではとても純粋な仮面ライダーに対する姿勢みたいなものが映されていた。

大人になってから多くの人間と仕事をするときに、なかなかあそこまで子供のような振る舞いをすることは難しい。でも庵野監督は平然とそれをやってのける。

庵野監督の振る舞いや言動に振り回される周りのプロフェッショナルたち。その構図がもはや映画的で最高だ。一緒に働く人たちからしたらたまったもんじゃないかもしれないが。

一番すごいところは、庵野監督がぜんぜん意見を出さないことだ。「これはヤダ、あれはヤダ」と散々いう癖に、その代替案みたいなものは全く出さない。「私からは出ないような"何か"を撮りたい」的なことを言って、あとはよろしく、と監督の席に戻っていく。

まさにドキュメントだった。庵野監督という厄介な存在に振り回されながら、見えない答えを探し続けるプロフェッショナルたち。下手したら本編よりも面白い可能性があるけど、本編見てないし、一層本編が見たくなった。

一体全体このむちゃくちゃな過程が行き着いた先にはどのような映像が映し出されているのか。

夜中の1時に見終わって、しばらく興奮して寝られなかった。

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